・「キリングフィールド」=ピュリッツアー賞受賞作品の映画化。実話。主演SAM WATERSTON 、DR HAING S NGDR。アカデミー主演男優賞など、三部門受賞。
ベトナム戦争の余波を受けたカンボジア内戦の話。
内戦がひどくなり、外国人記者たちは国外退去になる。アメリカ人記者であるシドニーは国外脱出できたが、カンボジア記者兼通訳であったディス・プランは脱出できず、一人カンボジアに取り残される。(プランの家族は先に脱出していたが、シドニーの通訳のためにプランは一人カンボジアに残っていた)
シドニーは母国に戻ってからも、プランの行方を探すが、その消息はようとしてしれない。
その後、五年経って二人は再会する。
前半が二人が別れるまでで、後半が別れた後、再会するまでを描いている。
映像がリアルで、演技もすばらしく、ドキュメンタリーを観てるのか?と思ったくらいだった。
現実味があるのが好きな私としては、死体とか、骨とかが、ちゃんと頻繁に画面に現れていたから、その点はよかった。戦争を扱っていても、なかなかそういう映像は見せなかったり、どうみても作り物にしか見えないものを使う映画が多いから、そういったものをちゃんと本物に見えるように扱っていたので満足できた。
死がちゃんと描かれてないと、戦争の実情とか実感とか伝わってこないもんね。
戦争ってのは悲惨なものだけど、すぐ身近にある人は、やがてそういう状況に慣れて、適応していくものなんだな、と思った。
最後、ジョンレノンのイマジンがよかった。絶妙な間で流れてくるが、それがさらに感動を倍増してくれる。
名曲だあ、イマジンって。再認識した。


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