死について

2001年6月15日
随分高尚な題だけど、たいしたことは書けない。

いまの時点で、死について、自分が思っていることを書きたいと思う。

自殺のニュースを聞くたびに、不思議に思う。
なんで死ぬんだろう。
痛いでしょう。苦しいでしょう。怖いでしょう。
それでも生きてるよりは、いいんだろうか?
自殺したいと思う人の意見を聞いてみたい。

私は、死にたいとは思わない。
だって、死んだ後、なにがある?
なにもない。
なにもない。
なにもないよ。
なにもない。
絶対、なにもない。

死について考えると、底の見えない深い深い暗闇に落ちていくみたい。
気が狂いそう。
だから、普段はあまり考えないようにする。

心霊番組とかで、よく死後の世界とかがでてくるけど、もし、死後の世界があるとして、なぜ人には見えないのか?

私は、死が怖い。
だって、その後にも、自分というものが続いていくという保証はないから。
自分を消したいと思うことはある。
でも、自分が消えたら、それはなんなんだろうって考える。
いまいる自分はいなくなるし、いままでいた自分もいなくなる。これから続いていくであろう自分もいなくなる。
ある時点を最後に未来永劫、自分というものはなくなる。
未来にも、過去にもいなくなる。
自分がいなくなることで、自分という存在そのものがなくなってしまう。
自分が、自分一人に拠るものである以上、自分が消えたら、存在も消える。
孤独よりももっとひどい虚無?
考える自分がいないんだから、あるいは、平穏?
その時点には存在しない自分には、関係ない平穏。
だとすると、平穏は、どこにでもあるといえるかも?
これこそ、恐怖じゃないかな?
なくなることでようやく際立つ平穏。
そのときにはない存在。

死後の世界とやらを人間が見ることができないのは、なにもないかもという恐怖を抱かせることで、いまいる世界でせいいっぱい生にしがみついて生きろ、ということなんじゃないだろうか?


コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索